1906-1965 アメリカ 彫刻家
オハイオ大学、アート・スチューデンツ・リーグなどで学び、画家として出発するが、自動車工場に勤務した経験によって鉄工彫刻家への道を歩む。
ピカソらの影響を受け、60年代には表面が磨かれたステンレス・スティールを幾何学的に組合せ、独自の抽象的作風に到達。自然観察に基づく作品は豊かな有機的性格をもつ。鉄材に彩色し作品を生み出したり、廃品や工業用部品を作品の素材として活用し、即興的な作品を生み出すなど、数々の試みを導入して彫刻の世界に新たな地平を切り拓き、第二次世界大戦後の現代彫刻に多大な影響を与えた。