1895-1976 日本(東京)。 画家。第5回美術団体連合展に出品した「暮色」で第3回毎日美術賞(昭27)。 素直な自然観照による素朴なプリミティヴィスムを感じさせる独自な様式を確立し、以後、ほとんど風景を主として製作したが、昭和28年の渡欧を皮きりにその後しばしば渡欧し、内外の風景を多く描いた。 昭和51年、生涯にわたる大回顧展を開催。林武、野口弥太郎と並ぶ3大巨匠の一人となる。
中村溪男編
高畠達四郎
▲