1920-2013 日本(高知県) 小説家。慶応大卒。1953年「悪い仲間」「陰気な愉しみ」で芥川賞受賞。自己を劣等生に擬する作品で知られ、吉行淳之介、阿川弘之らとともに「第三の新人」と呼ばれる。「海辺の光景」で1960年芸術選奨,野間文芸賞、1967年「幕が下りてから」で毎日出版文化賞など多数の文学賞を受賞した。2001年文化功労者に認定。作品はほかに「志賀直哉私論」「僕の昭和史」「カーライルの家」など。
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