1927- ベルギー 画家、版画家。 ラ・カンブル美術学校で装幀やタイポグラフィを学ぶ。初期はキュビズムを感じさせる作風だったが、アンソールの作品に触れ、表現主義的な作風を強める。日本の書にも強く影響を受ける。1949年画家集団『コブラ』の創設メンバーとなる。1960年代初頭からは1本格的に版画制作に移り、多くの作品を制作している。幻想的でエネルギーに満ちた色彩で描く。
ピエール・アレシンスキー 出口裕弘訳
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