1917- 日本(熊本県) 棟方志功・浜口陽三・駒井哲郎らと並び、第二次大戦後の日本を代表する版画家の1人。 戦争体験を原点とした人間に対する深い愛と、戦後の社会に対する痛烈な諷刺と告発を込めた作品を制作。「冷たく、暗い、金属的な感じ」を求め、技法は一貫してエッチングを用いている。 また、1983年からはブロンズ彫刻の制作も開始。 フランス政府より芸術文化勲章受賞するなど、国際的にも活躍している。
朝日新聞社文化企画局編
浜田知明
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