1947-2008 日本（広島） 洋画家、エッセイスト
カトリックの女子校で中等・高等教育を受けた後、70年広島県立女子大学文学部卒業。上京して出版社やファッション誌の会社などで働きながら、独学で絵画制作を開始する。
多忙を極めた80年代はコラージュによるポップで都会的な作品が目立つが、88年伊豆高原に転居した後は、その自然や暮らしを色彩豊かに描いた明るい作品が主となる。モチーフを機械に置き換え再構築したかのような構図で、多色使いながらも落ち着いた色調の作品が多い。美術活動のかたわら家族、暮らし、女性論などの評論活動を展開する。夫は画家の谷川晃一。
