女流画家。 座右の銘は「漂えど沈まず」。 東洋と西洋を融合したリズミカルで独創的な画風は、大岡信に「上質なエレガンスの世界」と評される。 1942年、女子美術専門学校師範科西洋画部を卒業後、早稲田大学文学部に入学。書家・會津八一に師事し東洋美術史を学ぶ。 二紀会で3年連続受賞の後、1958年に渡仏。サロン・ドートンヌ、サロン・ド・メなどで活躍し、画家としての地位を確立。1978年に帰国し、美術団体に属さず逗子のアトリエで制作を続ける。 第15 回井上靖文化賞受賞。
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