1923-1998 日本(大阪府) 日本画家。 あえて「日本画」という伝統的なジャンルに対して、現代の視点で革新性を標榜し、旧来の因習打破を目論む姿勢を貫き、前衛活動の姿勢を中心軸に据えていた。 「日本画」の描画材によりながらも、初期にはキュビズムの手法を用いて動感溢れる表現を開拓、一方で戦争体験を機に、優雅で美しい花鳥風月を主題とする日本画に不信感を抱き、社会的な主題にも着手していく。
下村良之介
品川文化振興事業団O美術館編
京都国立近代美術館
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