1874-1954 (徳島県) 6歳のとき家族で東京に移住。近所に高橋由一の画塾があり、絵に関心をもつ。 曽山幸彦、原田直次郎に洋画を学ぶが、来日中のイギリス人画家ジョン・バーレイの水彩画に感動し、水彩画家を目指すようになる。 97年にはアメリカに渡り、一時イェール大学付属美術学校でも学ぶ。 水彩画を独立した洋画の一分野ととらえ、透明水彩の繊細な表現を追求するとともに、水彩画に関する著書を多数刊行するなど、水彩画の普及に尽力した。 1951年、日本芸術院恩賜賞受賞。
三宅克己
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