1889-1120 日本(岡山県) 14歳から89歳にいたる75年間の画業を通して、日本の自然の美しさを描き続けた。 1906年に京都の日本画家・竹内栖鳳に師事。1918年、村上華岳、土田麦僊とともに国画創作協会を設立し、日本画の新しい表現を模索する。 後年には、温雅な色彩と簡潔なかたちを特徴とする画風で「風景の中にある香りのようなもの」を画面にとらえようと、さりげない自然の表情に眼を向け続ける。 戦後も日本画壇の重鎮として活躍し、1976年には文化勲章を受章。
浅井忠/秦輝男/小野竹喬/鏑木清方/石井柏亭/村上華岳他収録
中村溪男編
小野竹喬
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