1921−2013 北京 画家。 宋朝の王族の血を引く名家に生まる、教養の高い環境で育つ。 因習的な画壇を嫌って27歳で渡仏。グランド・ショミエールのアトリエに通う。パウル・クレーを知り、影響を受ける。 その頃パリではアンフォルメル運動が胎動し始め、自身も運動に参加していく。 1957年にはアメリカに渡り、マーク・ロスコらアメリカ抽象表現主義の作家たちと知り合う。 中国水墨画の伝統に根ざしつつ抽象表現主義をも呑み込んだスケールの大きな作品を生み出した。
Zao Wou-ki
趙無極(Zao Wou-ki)
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