1898-1978 日本(東京都) 画家。劇評家岡鬼太郎の長男として生まれ、実弟に岡畏三郎をもつ。 麻布中学校2年のときより、岡田三郎助に素描を学ぶ。1919年東京美術学校西洋画科に入学。 1925年パリ留学し、藤田嗣治の指導を受ける。サロン・ドートンヌに入選するが、自作のマティエールの未熟さを実感し、それまでの技法を見直す。試行錯誤の末、独自の点描画法に到達する。 細やかな筆致の幻想的な風景画を多く残す。
岡鹿之助
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