関東大震災直前の1923年に結成された前衛芸術集団。ベルリンから帰国した村山知義を中心に結成。その活動はジャンル横断的に展開され、機関誌『マヴォ』を刊行するなど、絵画や彫刻等のファインアートの分野に収まらず、建築、デザイン、演劇、ダンスなど活動は多分野に及んだ。前衛詩の記念碑的詩集として有名な「死刑宣告」の著者である詩人の萩原恭次郎や「のらくろ二等兵」の田河水泡として有名になる高見沢路直なども参加した。
吉田美和子
村山知義
萩原恭次郎
内村幸助
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