1912-1974 日本（長崎） 漫画家
高校を卒業後上京、似顔絵描きをしながら絵の修行をする。その後横山隆一、近藤日出造らの新漫画派集団に参加。戦後「新夕刊」の政治漫画を担当後、朝日新聞社嘱託。サンフランシスコ講和会議には全権団の取材に派遣され、連日文章つきで漫画の見聞録を送る。日本ニュースでは風刺コーナーを与えられた。
1953年からは週刊朝日で連載、黄桜酒造の目に留まり1955年から同社のキャラクターとして採用された。
毛筆による鳥羽絵風の軽妙な絵が得意で、漫画ではかっぱものの代表作に多くの支持者を得たが、とくに優れた技を似顔絵にも発揮した。
