どうも。
先日ダダイスムのことを紹介したので、
シュルレアリスムを次に書こうとおもっていたんですが
いろいろバタバタしていて遅くなってしましました。
お待たせしました。
本日はシュルレアリスムについて書いていきます。
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シュルレアリスム
物質文明、合理主義に対して否定的で破壊的であったダダイズムが価値を見出せなくなっていた時、新しい価値観を肯定的な方向を求めてダダから抜け出したダダイストがシュルレアリスムを始めました。
シュルレアリスムは芸術の形態、主張の一つであり、超現実主義ともいいます。
超現実とは「現実を超越した非現実」という意味に誤解されることが多いが、実際は「過剰なまでに現実」というような意味だそうです。
シュルレアリスムの芸術家をシュレアリストと呼びます。その中心人物が、ダダイストでもあったアンドレ・ブルトンです。
1924年、フランスの詩人アンドレ・ブルトンが刊行した『シュルレアリスム宣言』(Manifeste du surralisme)刊行によって開始されました。
シュルレアリスムはダダによる否定と破壊の精神を受け継いで美術、詩、文学、政治などの広い範囲で想像力の解放と合理主義への反逆を唱え、人間自体の精神の自由と変革を目指しました。
フロイトの深層心理学、アポリネールの詩の精神をより所とし、夢や無意識、非合理といった心の世界を探求して人間の精神の荒廃を修復するという理念を持ち、元々は文学の運動でしたが、その影響は美術倫理、政治、風俗にまで及びました。
シュルレアリスムに関連している芸術家は数多くいます。
画家としてはマックス・エルンスト、サルバドール・ダリ、ルネ・マグリット、ジョアン・ミロ、イヴ・タンギー、ポール・デルヴォーなどそうそうたる顔ぶれが並び、
マン・レイ、アンリ・カルティエ・ブレッソン、ハンス・ベルメールなどもシュルレアリスムの影響を受けています。
日本では瀧口修造が有名ですが、西脇順三郎、北園克衛、安部公房などの芸術家がいいます。
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当店HPでは「シュルレアリスムの芸術家たちと」特集を組みました。
「ダダ・ネオダダの芸術家たち」と同様にシュルレアリスムに関係のある画家たちの商品を掲載していきます。
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