おはようございます。
明治古典会七夕古書大入札会が無事終わりました。
ご来場下さった皆様ありがとうございます。
準備から片付けまで1週間ありましたが、本当にあっという間に過ぎていきました。
普段なかなか目にかけられないものなどたくさん見ることができて、とても勉強になりました。
この七夕で学んだことをこれからに生かしていこうと思いますので、皆様どうかよろしくお願いします。
七夕のことは夏目書房ブログで書かれると思いますので、そちらでごらんになってください。
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さて、今日は「ヘンリー・ムーア」について少し触れていきたいなと思います。
業界に入る前から名前はなんとなく知っていて、ふと興味が湧いたので少し調べてみました。
ヘンリー・ムーアとは20世紀のイギリスを代表する彫刻家です。
大理石やブロンズを使った大きな抽象彫刻がよく知られています。
彼の作る作品で最も特徴的なのが、穴が貫通している横たわる像(横たわる人体)です。最初の「横たわる像」は体の横でひじを付いて曲げた腕が空洞をかたち作るものでした。後の「横たわる像」では、凹凸のある表面のある量塊を探求するかのように、胴体に直接穴があけられた抽象的な形態になっています。
↑横たわる像↑
大規模なモニュメントなどの注文により、彼はその生涯で美術家としては並外れて財力豊かになりました。しかし、彼は質素な生活を死ぬまで送り、その富のほぼすべてが「ヘンリー・ムーア財団」の基金として寄付され、美術教育や普及の支援のために使われました。
なんだかすごい話ですね。
↑衣装をまとって横たわる三つに分かれた人体↑
そんなヘンリー・ムーアの商品が整理をしていたらたくさん出てきました。
良い本がたくさんあるので、よろしければ是非ご覧ください。
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ヘンリー・ムーア
また、新入荷の商品も毎日更新しています