今回はマルティン・ハイデッガー関係の書籍をご紹介いたします。
マルティン・ハイデッガー(1889-1976)はドイツの哲学者で、学生時代にフッサールから直接
現象学を学び、その現象学や、独自の思考方法を用いて、
「なぜ何もないのではなく、何かが存在するのか」といった、存在の意味を
明らかにしようと試みました。
ハイデガー 存在と行為「存在と時間」の解釈と展開池田喬 2011年/創文社 |
ハイデッガー研究 死と言葉の思索小野真 2002年/京都大学学術出版会 |
死と誕生ハイデガー・九鬼周造・アーレント森一郎 2008年/東京大学出版会 |
存在の解釈学ハイデガー『存在と時間』の構造・転回・反復齋藤元紀 2012年/法政大学出版局 |
存在と時間 上下揃 ちくま学芸文庫マルティン・ハイデッガー 細谷貞雄訳 1994年/筑摩書房 |
ハイデッガー=ヤスパース往復書簡1920‐1963ヴァルター・ビーメル編 渡辺二郎訳 1994年/名古屋大学出版会 |
アーレントとハイデガーDana Richard Villa 1995年/Princeton University |
アーレント=ハイデガー往復書簡 1925-1975ウルズラ・ルッツ編 大島かおり/木田元共訳 2003年/みすず書房 |
ハイデッガーは第二次大戦下にナチスの思想に共鳴していましたが、
晩年そのことを「最大の過誤」と激しく後悔していたようです。
また、1924年頃に当時まだ学生だったハンナ・アーレント(ハイデッガー35歳、アーレントなんと18歳!)
と出会い一瞬で恋に落ちました。
現在、当時の2人の書簡集も発行されています。
今回ご紹介した哲学関係の本は勿論、
夏目書房では様々なジャンルの本の買い取りを行っています。
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