今回はミシェル・フーコーの本をご紹介します。
ミシェル・フーコー(1926-1984)はフランスの哲学者で、ポスト構造主義の代表的人物です。
フーコーは現代社会における権力(生の権力・生政治)に対して
知(その時代における真理がどのように展開、発展してきたかを歴史から読み解く方法・行為)
によって個人の倫理を発展させ、それらの権力に対抗すべきだと主張しました。
主な著作には「監獄の誕生」「知の考古学」「性の歴史」などがあります。
狂気の歴史 古典主義時代における
ミシェル・フーコー 田村俶訳
1989年/新潮社
監獄の誕生 監視と処罰
ミシェル・フーコー著 田村俶訳
1978年/新潮社
フーコー・コレクション1 狂気・理性 ちくま学芸文庫
ミシェル・フーコー 小林康夫/松浦寿輝/石田英敬編
2006年/筑摩書房
フーコー・コレクション2 文学・侵犯 ちくま学芸文庫
ミシェル・フーコー 小林康夫/松浦寿輝/石田英敬編
2006年/筑摩書房
性の歴史 全3冊揃 「知への意思」「快楽の活用」「自己への配慮」
ミシェル・フーコー 渡辺守章・田村俶訳
1986-2001年/新潮社
フーコー
ジル・ドゥルーズ 宇野邦一訳
1999年/河出書房新社
ミシェル・フーコー 社会理論と侵犯の営み
チャールズ・C・レマート&ガース・ギラン著 滝本往人他訳
1991年/日本エディタースクール出版部
知の考古学 新装版
M・フーコー 中村雄二郎訳
2010年/河出書房新社
先日アメリカのプロバスケットボールの選手が「私はゲイだ」とカミングアウトしましたが、
1984年におそらくAIDSが原因で亡くなったフーコーも同性愛者でした。
彼には数々の友人たちが存在しましたが、その中の一人に先日ここで紹介したロラン・バルトもいたようです。
今回ご紹介したミシェル・フーコーの本は勿論
夏目書房では現代思想関係をはじめ、美術書など
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