スラヴォイ・ジジェクは1949年生まれのスロベニアの哲学者・批評家・精神分析学者です。
パリの大学でラカン派精神分析学を学び、その後映画や演劇などの大衆文化を
ラカン派精神分析学を使って解読、批評してみせます。
一つの対象をもう一つ別のものを使って解読していくという方法は斬新で、わかりやすく、
一躍現代思想界の寵児となっていきました。
暴力 6つの斜めからの省察
スラヴォイ・ジジェク 中山徹訳
2010年/青土社
快楽の転移
スラヴォイ・ジジェク 松浦俊輔/小野木明恵訳
1996年/青土社
汝の症候を楽しめ ハリウッドvsラカン
スラヴォイ・ジジェク 鈴木晶訳
2001年/筑摩書房
ヒッチコックによるラカン 映画的欲望の経済
スラヴォイ・ジジェク監修 露崎俊和訳
1994年/トレヴィル
否定的なもののもとへの滞留 カント、ヘーゲル、イデオロギー批判
スラヴォイ・ジジェク 酒井隆史/田崎英明訳
1998年/太田出版
操り人形と小人 キリスト教の倒錯的な核
スラヴォイ・ジジェク 中山徹訳
2004年/青土社
仮想化しきれない残余
スラヴォイ・ジジェク著 松浦俊輔訳
1997年/青土社
偶発性・ヘゲモニー・普遍性 新しい対抗政治への対話
ジュディス・バトラー/スラヴォイ・ジジェク/エルネスト・ラクラウ 竹村和子/村山敏勝訳
2002年/青土社
ジジェクの日本での書籍の装幀はカッコイイです。
それらは全てではありませんが戸田ツトム氏の手によるものが多く、
一見すると難解な現代思想の本というイメージよりはスタイリッシュな映画やデザインの本みたいです。
今回ご紹介したジジェクの本は勿論、
夏目書房では現代思想系の書籍や様々なジャンルの本を
買い取りしています。
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