ロラン・バルト関係の本が入荷しましたのでお知らせします。
ロラン・バルト(1915-1980)はフランスの哲学者・批評家です。
1953年に処女作「零度のエクリチュール」を発表。
以後、作者主体として発信される様々な芸術作品に対して、
それを受け取る側の可能性、または主題や内容といった唯一の意味を求めるのではなく、
読む側(作品に触れる側)が表現そのものに参加し、
多様な意味、または意味の不在を見出す行為などを提示しています。
ロラン・バルト伝
ルイ=シジャン・カルヴュ 花輪光訳
1993年/みすず書房
明るい部屋 写真についての覚書
ロラン・バルト 花輪光訳
2002年/みすず書房
ロラン・バルト 世界の解読
篠田浩一郎
1989年/岩波書店
映像の修辞学 エピステーメー叢書
ロラン・バルト 蓮實重彦/杉本紀子訳
1980年/朝日出版社
プレテクスト ロラン・バルト ブリタニカ叢書
ロラン・バルト 諸田和治訳
1980年/日本ブリタニカ
ロラン・バルト
ジョナサン・カラー 富山太佳夫訳
1991年/青弓社
文学のユートピア 1942-1954 ロラン・バルト著作集1
ロラン・バルト 渡辺諒訳
2004年/みすず書房
記号学への夢 ロラン・バルト著作集4
ロラン・バルト 塚本昌則訳
2005年/みすず書房
自己を定義されることを嫌った彼の「エクリチュール」は 60年代パリを駆け抜けていき、
現在、 哲学、記号論、構造主義、文化人類学、精神分析学etc
多種多様に細分化されている「現代思想」となっています。
現代思想を学ぶ入り口としてのロラン・バルト。
家の本棚に加えてみてはいかがでしょうか。
今回ご紹介したロラン・バルトの本は勿論、
夏目書房では様々な本を買取しています。
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