すでに終了してしまった長谷川潾二郎展のお話です。
片道2時間、平塚市美術館。(韻踏んでます)
遠~い。フロムNAKANO。
実物を観るのは初めてで、
お天気は潾二郎鑑賞にふさわしい薄曇りです。
感想は…
作家の面白エピソードをご存知の方も多いかと思いますが、
期待にもれず
画面の切取り方や構図の取り方、
全体のバランス感覚が独特に変(失礼)なんですよね。
「静謐・孤高」なんて言われちゃってますけど…
なんだかものすごくユーモラスなんです。
そこが最高です。
愚直なまでの筆遣いがたまりません。
抱きしめながら家に持って帰って、こっそり飾りたいという感じ。
有名な猫の絵ですが、
納得いくまで観察しないと描かないという制作スタイルのためか、
2点しかありませんでした。
猫、動くもんね。
他の動物の絵も観たかったなあ。
『現実とは精巧に造られた夢である。』〈潾二郎の言葉〉
おわり(神谷)