日本画の習画の段階において、師匠から弟子に与えられ、手に技術を覚え、反復練習するための手本である。しかし、そのようにして初歩の美術学生のための手本として適切な参考品であるとともに、各々が独立し、高度な鑑賞に価する芸術作品である。そればかりでなく、応用範囲の極めて広い第一級の資料集である。
これは画手本のことですが、他に写生帖、画稿帖、俳画手本など手本・入門書であり優れた作品資料集を、今回入荷しましたグラフィック社刊行のシリーズでお手軽にご覧頂くことができます。
●川端玉章の画手本
福田徳樹/滝沢具幸
1979年/グラフィック社 カバー
●竹内栖鳳の画手本
下田義寛他
1978年/グラフィック社 カバー
●柴田是真の写生帖
佐々木英/福田徳樹
1980年/グラフィック社 カバー
●松岡映丘の画稿帖
木村重圭
1979年/グラフィック社 カバー
●川合玉堂写生帖 山水編
佐々木直比古/川合三男
1993年/グラフィック社 カバー少シミ
●小杉放菴の俳画手本 奥の細道
小杉放庵 上野憲示解説
1980年/グラフィック社 カバー シミ
●渡辺崋山の写生帖
上野憲示/堀越保二解説
1980年/グラフィック社 カバー
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せっかくですのでこの機会に巨匠の創作に秘密に迫ってみて下さい。
意外とホワイトデーのお返しに役立つかもしれません。
秘密がわかったら、こっそり教えて下さい。