日本を代表する写真家「東松照明」さんが先日お亡くなりになりました。
当店も写真集など取り扱わせていただきその写真の凄さや歴史に驚かされるばかりでした。
日本を代表する写真家なだけにとても残念です。
本日は追悼といたしまして東松照明の商品をご紹介させていただきます。
東松照明とは?
愛知県名古屋市に生まれ本名はとうまつてるあき。1959年から61年まで奈良原一高や細江英公らと写真集団「VIVO」を結成します。
1961年土門拳らと広島・長崎の被爆者や被爆遺構などを取材し写真集「hiroshima-nagasaki document 1961」 を刊行します。その後「日本」、「11時02分Nagasaki」を刊行し戦争のリアルを写し続けました。
1969年に沖縄に出会い「沖縄に基地があるのではなく基地の中に沖縄がある」、「戦後派」、「I am a King」、「太陽の鉛筆」と数多くの写真集を刊行し沖縄の実情を伝えました。「太陽の鉛筆」では日本写真家協会年度賞、芸術選奨文部大臣賞を受賞しています。
その後は長崎、沖縄、愛知、京都など特定のエリアに焦点を当て写真を撮り続けました。また、海外での評価も高く、アメリカやヨーロッパでも写真展を開いていました。
2012年12月14日肺炎にて82歳で亡くなられました。
以下東松照明の商品をご紹介していきます。
・hiroshima-nagasaki document 1961
土門拳/東松照明写真 重森弘淹他編 丸木位里/丸木俊画、杉浦康平/粟津潔他装幀
1961年/the japan council against atomic and hidrogen bomb
英語版 英文解説書付 函
・沖縄に基地があるのではなく基地の中に沖縄がある
昭44年/ 写研 ペン書献呈署名入
・11時02分 Nagasaki
1968年/ 写研 ビニールカバー少痛み
・日本
1967年/ 写研 初版 ビニール・カバー(少汚れ)
「〈11時02分〉NAGASAKI」チラシ付
・I am a King
1972年/ 写真評論社 初版 カバー 筒函
出版案内小冊子・注文カード付
・太陽の鉛筆 沖縄・海と空と島と人びと・そして東南アジアへ
1975年/ 毎日新聞社 少スレ