どうもこんにちは。
もうすぐバレンタインデーですね。
今日は節分です。太巻き食べてますか?今年の恵方はおおよそ南南東だそうです。
鬼はーそとっ
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さてボヘミアンズ・ギルドよりオススメ商品のご紹介です。
今回は節分とは関係のないリシツキーです。
●エル・リシツキー El Lissitzky (1980-1941)
19世紀末のアールヌーボー、象徴主義から20世紀のキュビズム、表現主義、未来派、ダダ、シュルレアリスムなどの芸術運動と構成主義、バウハウスなどのデザイン運動の時代を生きた「構成主義者=デザイナー」。ロシア・アヴァンギャルドの芸術家。
ロシア、スモレンスク州の田舎町ポルシノクに生まれ。大地主の執事をしていた父親は、諸外国をよく旅する人で多国語に堪能であり文学を好む人間だったよう。母親は敬虔なユダヤ教徒でだったそうです。子供の頃から絵の才能を発揮し13歳で師イフェダ・ペンに出会います。ペテルブルクの芸術大学の受験でユダヤ人であることが原因で入学を拒否され、いったん画家になることを断念します。そして、1909年にドイツのダルムシュタット工科大学に留学し、建築の勉強を始める。戦後の混乱の中、リシツキーが最初に作家としての才能を発揮するのは、ブックデザインと絵本の仕事でありました。
ロシア革命からその後のスターリンによる粛正といった激動の中で、革命後の社会主義国家ために貢献。1919年にカジミール・マレーヴィチに出会い強い影響を受け、『プロウン』と呼ばれる独自のシュプレマティズム世界を構築しました。
そんなリシツキーの商品はこちら。
●エル・リシツキー El Lissitzky: Maler, Architekt, Typograf, Fotograf
1992年/VEB Verlag der Kunst 独語版 カバー
多岐にわたるリシツキーの仕事を豊富な図版で紹介した作品集。手紙の挿絵に初期のデッサン画、ポスターなど、リシツキーの妻(Sophie Lissitzky-Kuppers)などの協力があってこその1冊。『二つの正方形の物語 Of Two Squares』の複製がまるまる綴じ込んであります。
他にはこんなものもあります。
●エル・リシツキー 構成者のヴィジョン
2005年/武蔵野美術大学出版局 カバー 帯 少シミ
●エル・リシツキー El Lissitzky: Beyond the Abstract Cabinet
1999年/Yale University 英語版 カバー
●エル・リシツキー El Lissitzky. Sieg uber die Sonne. Zur Kunst des Konstruktivismus
1958年/Verlag Galerie Christoph Czwiklitzer 独語版 カバー 小口ヤケ
●エル・リシツキー El Lissitzky: 1st Kestner Portfolio
1992年/Van Hezik-Fons 独語版 限1000 帙 復刻版
・HPにロシア・アヴァンギャルドの特集もありますのでご覧ください☟
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それでは皆さん、福はーーーーうちっ!
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