形をなしている文章においても、走り書きのメモにおいても、アルベルト・ジャコメッティは、その造型作品において様式を目ざしたりしてはいないのと同様に、文体というものを目ざしたりしてはいない。彼がしようとしているのはただ、何かをとらえること、言うべきことをつかむことだけだ。今、死の暗いサロンの高い暖炉の上に身を置いて、頭も体もないジャコメッティは、ここに集められた文章と対話を通して語っている。渦をまいて燃える火であることをやめない彼の言葉を。――ミシェル・レリス(「ジャコメッティ エクリ」より)
どうも、こんにちは。
ボヘミアンズ・ギルドにジャコメッティ関連の単行本がまとまって入荷しました。
ジャコメッティの 手帳などに残した思想・思索・イメージの断片を、デッサンやスケッチも含め収録した「ジャコメッティ エクリ」やジャコメッティ論というべき洞察に満ちたエッセーを収録した「見る人 ジャコメッティと矢内原」などなど。
一部ご紹介。
●ジャコメッティ エクリ
●ジャコメッティ
2003年/みすず書房 カバー
●見る人 ジャコメッティと矢内原
2006年/みすず書房 カバー
●ジャコメッティの肖像
2003年/みすず書房 カバー
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当店でも人気のあるジャコメッティですので、お探しの方はお早めに!
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今回ご紹介したジャコメッティのドローイング、オリジナル作品などをはじめ、
国内外の美術書・写真集・現代アートなどなど高価買取いたします。
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ジャコメッティ エクリ
ジャコメッティ 矢内原伊作/吉田加南子/宇佐見英治訳
2000年/みすず書房 カバー