どうも、こんにちは。
先日箱根に行ってきました。
行きも帰りももちろんロマンスカー。
行きはLSE!帰りはVSE!
行きは事故のため途中のどこかで降ろされましたが、
箱根では温泉と登山鉄道を大いに満喫しました。
次回は是非、展望席をとりたいなー。
さて、ボヘミアンズギルドにアーキグラムの関連書籍が入荷しました。
アーキグラムとは…
1960年代から1970年代初頭にかけて活躍したイギリスの建築家グループの名称であり彼らが出版していた雑誌のタイトルです。
ピーター・クック(1936-)ら、6人の建築家は、詩と建築、デザインなどの分野を自在に横断しながら、消費社会における新しい建築や都市の姿を、当時のSFコミックスや広告などのイメージを引用しながら、ポップなグラフィックやコラージュで『アーキグラム』誌上に表現し発表ました。
都市に昆虫のような脚があり、居住者が希望する場所へ移動する「ウォーキング・シティ」や、着脱可能な空間ユニットを集合住居やオフィス、店舗など多様な用途にあわせて組み立てた「プラグイン・シティ」など、「建築界のビートルズ」と呼ばれるアーキグラムの建築や都市プランは、あまりに奇抜なアイデアであったため、すべて誌上での実験に留まった「夢の建築」です。
2002年には建築界で最も栄誉ある賞とされる英国王立建築家協会(RIBA)のゴールドメダルを受賞し、彼らの先見の明が注目を浴び、再評価されました。
そんなアーキグラムの日本での回顧展カタログやピーター・クックの作品集が入荷しましたのでご紹介〜。
アーキグラムの実験建築1961-1974
2005年/ピエブックス ビニールカバー
2005年に水戸芸術館現代美術センターにて開催された回顧展でのアーキグラム自身の展示デザインのカラードキュメント写真を中心としたビジュアルブックです。
見た目にも凝っていてページの間に別素材の折り込みページやグラフィックの印刷されたものが同封された封筒なんかも入っていたりします 。
凝った作り故、ページの緩みや外れやのあることも多いのですが、ご安心ください、難なくとてもよい状態です。
アーキグラム Archigram
1999年/Princeton Architectural Press 英語版
Peter Cook編
ピーター・クック作品集 1961-1989 a+u エー・アンド・ユー 1982年12月臨時増刊号
1989年/エー・アンド・ユー
Peter Cook
アーキグラムの中心メンバーでもあったピーター・クックの1960年代から1989年にいたる30年間にわたる建築ドローイング188点(作品数74題)が収録されています。
アーキグラム A Guide to Archigram 1961-74
2003年/Garden City Publishing Co Ltd 中英語版 ペーパーバック
絶版であった「A GUIDE TO ARCHIGRAM」が、2003年に台湾市立美術館で開催されたアーキグラムの展覧会あわせてに復刻されたものみたいです。
さらに巻末には展覧会での展示作品を収録されています。
(さらにここだけの話としては、海外の古書サイトでは超超超馬鹿高い値段で出品されています。)
と、今回はこんなところです。
なかなか人気のアーキグラムですのでお探しだった方は、お早めに!
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今回ご紹介したアーキグラム関連の書籍はもちろん
ドローイング、オリジナル作品などをはじめ、
国内外の美術書・写真集・現代アートなどなど高価買取いたします。