どうも、こんにちは。
みなさんもオリンピック見てますか?
私もテレビをつけるといつでもやっているのでついつい見てしまい、ユーロ2012以来の寝不足の毎日です。
個人的には体操の内村航平選手の優勝、金メダル獲得にはとても胸にぐっとくるものがありました。
本当におめでとうございます。
さて、ボヘミアンズ・ギルドにゲルハルト・リヒターの作品集、カタログ、レゾネ、評論などなど
まとまって入荷しましたのでお知らせします。
ゲルハルト・リヒター(1932-)
旧東ドイツ、ドレスデン生まれ。
現代美術にもっとも影響力をもち、世界最高峰と評されれ、ジグマールポルケやゲオルグ・バーゼリッツらと共に現代ドイツを代表する画家です。
1993年-94年には大規模な個展がドイツ美術センター、パリ市立近代美術館などを国際巡回しました。その後も、ニューヨーク近代美術館での回顧展(2002年)をはじめ、毎年世界の有名美術館で個展が開かれ、日本では2005年に金沢21世紀美術館、川村記念美術館で日本初の回顧展が開催されました。
リヒターの作品は、とても多岐にわたっています。新聞や雑誌などの写真イメージを精密に模写しつつ、微妙にぼかして描き上げる油彩画「フォト・ペインティング」、正方形や長方形の色彩鮮やかなカラーチップを配列した幾何学的な「カラーチャート」シリーズ、グレイという色のみの展開からなる「グレイ・ペインティング」シリーズ、17-18 世紀のドイツ・ロマン派を想起させるような風景画、鮮やかな色の組み合わせと大胆な配色による「抽象絵画」シリーズ、さらには透明または彩色されたガラスや鏡を用いた作品などその表現は多種多様です。
またリヒターの作品はオークションで現存するドイツ人作家のなかで最も高額で取引されています。
今年開催されたクリスティーズとサザビーズの現代美術オークションで、リヒターの作品が非常に高額で落札されたのも記憶に新しい方もいらっしゃると思います。
ちなみにクリスティーズ・ロンドンで1994年制作の「Abstraktes Bild」の落札価格はなんと、989万7250ポンド。日本円にして約12億5106万円! My God!
そんなリヒターの商品がまとまって入荷しましたので一部ご紹介。
ゲルハルト・リヒター Atlas: Of the Photographs Collages and Sketches
1997年/D.A.P./Anthony D’Offay Gallery 英語版 布装
ゲルハルト・リヒター Firenze
2001年/Hatje Cantz 独語版 カバー
ゲルハルト・リヒター Gerhard Richter: Aquarelle/Watercolors: 1964- 1997
1999年/Richter Verlag 独語版 布装
ゲルハルト・リヒター Gerhard Richter, Landscapes
2002年/Hatje Cantz 英語版 カバー
ゲルハルト・リヒター Gerhard Richter
1999年/Gli Ori 伊・英語版
私は青年期に持っていたソニック・ユースのあるアルバムのジャケットがリヒターのものだということ、ということはあれは写真じゃなかったんだ、と知ったのは恥ずかしながら最近のことなのでした。
ちなみにそのアルバム「Daydream Nation」。
ジャケットの作品「Kerze(ろうそく)」(1983年制作)は2008年ロンドンのサザビーで1050万ユーロで落札されたらしいです。!
その他ゲルハルト・リヒターの商品は上のろうそくの画像よりご覧いただけます。
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今回ご紹介したゲルハルト・リヒター関連の書籍はもちろん
ドローイング、オリジナル作品などをはじめ、
国内外の美術書・写真集・現代アートなどなど高価買取いたします。