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行ってきました!直島ベネッセハウス、そして瀬戸内国際芸術祭 vol.2

午後1時45分、家プロジェクトをほぼ制覇して車で移動。
途中の埠頭で有名な草間彌生「かぼちゃ」で記念撮影。

かぼちゃ

次は島に来てすぐに整理券をもらっておいた「地中美術館」です。

地中美術館

 

 

 

 

 

様々な雑誌やメディアにとりあげられた美術館に期待大でワクワク。
チケットセンターから入口まで3分程度歩いて正門へ。
さすが「地中美術館」、正門からも実体が見えません。
隠し扉のような壁を抜けるとエントランスになっていて、階段を降りると行列がありました。
最初は「ウォルター・デ・マリア」でしたが、おもしろい空間ではありましたが、それほど感動せず。
次は噂の「モネ」の部屋。たしかに白い壁に睡蓮、そして微妙な自然光。
でもポーラ美術館とか他でも見た「モネ」の睡蓮にもそれほどのインパクトはありませんでした。
そして3人目、ジェームス・タレル。家プロジェクトの「南寺」といい今回はこの人でしょう。
「オープン・スカイ」は去年「金沢21世紀美術館」で違う作品を曇天状態で見ましたが、
今回は直島の青空が天井いっぱいに広がっていました。
そしてもう1点。作品名は忘れたしまいましたが、青いスクリーンの前の階段を数段登ると、
新しい奥行のある空間が出現して、光と眼の錯覚を感じるもので、ヤラレタ感。
安藤忠雄さんの建築も堪能できたし、良しとしましょう。

さて次は今年6月頃オープンの「李禹煥美術館」。
ベネッセハウスの敷地内にありやっぱり地下に埋まった感じの立派な外観。
外に銅板と石の作品が何点かあり、2年位前の横浜美術館の「李禹煥展」は非常にやかったので、日本初の美術館に期待大。
地下へスロープで降りていくと受付があり、館内へ。
初期の「From The LIne」などの代表作が目に入ってきます。
次の部屋に行くとそこで終わり!カッコイイケド、この点数はいかがなものでしょう?

ひと休みして、直島で一番行きたかった場所大竹伸朗さんの直島 銭湯「I♥湯(アイラブユ)」へ。
車で最初に着いたフェリー乗り場へ。路地裏に怪しげなたてものが出現。
何度も写真で見た外観、そしてよく出てくる島のオバサンが観光客にレクチャー。
券売機で入場券そしておみやげ、コーヒー牛乳のチケットを購入しついに入場。
中に入ると大竹さんの装飾がいっぱいありましたが、
もっとコテコテしているかと思っていたので、以外にサッパリしてなぁ、と。
湯船や洗い場も写真通りすぎて、あまり驚きはなかったのが残念。
もうひとつ残念なことは、神谷女史と次男は入ったのですが、透明な便座のトイレに入り忘れました。
入浴後、入口でお約束のコーヒー牛乳を飲み干し、
大竹伸朗フリークの神谷女史はここぞとばかり「オミヤゲ」グッズを買い漁り。
自分も数点「オミヤゲ」購入。ここでやっと「直島でやりとげた」を実感。
ここではカメラを忘れたので画像がありません。

リー・ウーファン美術館 

いよいよ待ちに待った安藤忠雄さん設計のホテル「ベネッセハウス」へ。
駐車場からのスロープを抜けるとドアがあり、噂の宿泊できる美術館「ミュージアム」棟フロントです。
フロントの前には早速「ジャコメッティ」のブロンズ。もう美術館の始まりです。
今回は特に人気のある「オーバル」棟への宿泊。
ホテルの方に案内されて「オーバル」行のモノレールへ。
「オーバル」の鍵がないとこれには乗れません。ちょっと優越感。
とんでもない傾斜を5分かけて「オーバル」着。目の前に雑誌でよく見る丸い池の風景が広がります。
部屋も一番よく雑誌や案内書に紹介されている403号リチャード・ロングの部屋です。
入ったとたん、みんなで「いいねぇー。カッコイイ」と満足。
なんと3メートルほどの窓枠がボタンで床の中に収納されて広いオープンスペースになっちゃいました。
そこからつづくベランダも非常に広く瀬戸内海の夕日を一望できます。
たっぷりした広さの室内で久しぶりにゆったり。これは満足。

ベネッセハウス オーバル
ベネッセハウス ロングの絵

この時点では、あとはホテルでうまいディナーに舌鼓、広い部屋でゆったりとした休暇ができる気がしていました。
ところが人の欲は恐ろしい。
まだまだつづく後半戦。忙しくて充実した旅は予定外の展開へ。

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