どうも、こんにちは。
梅雨に入りつつある今日この頃、なんだかイヤになってしまいますね。
さて、今回のご紹介は「モーリス・ルイス全画集 Morris Louis: The Complete Paintings」です。
モーリス・ルイス Morris Louis(1912-1962)
モーリス・ルイスはアメリカのボルティモア生まれの画家です。
巨大なキャンヴァスに浸透した色彩の広がりによって形成される絵画空間の追求を行い、
マーク・ロスコ、バーネット・ニューマン、ケネス・ノーランド、ヘレン・フランケンサーラーらとともに抽象表現主義に続くカラー・フィールド・ペインティングの代表的な画家として注目されました。
1962年、ワシントンにて没。49歳という早すぎる生涯なのでありました。
では商品です。
モーリス・ルイス全画集 Morris Louis: The Complete Paintings
1985年/Abrams 英語版 カバー
モーリス・ルイスは1954年頃出会う批評家のクレメント・グリーンバーグに連れられケネス・ノーランドとともにヘレン・フランケンサラーのアトリエを訪れます。
二人とも大変に彼女の作品に驚嘆したそうです。
このときフランケンサーラーは26歳くらいで、ルイス氏は年42歳、ノーランド氏はたぶん30歳。
ルイスはフランケンサラーの作品に触発されて、この頃から、絵筆を使わずに、薄く溶いたアクリル樹脂絵具を生のキャンヴァスに流して染み込ませる技法を用いるようになるようです。
ルイスは結構年上だった訳で、しかしそんな自分より若い作家から影響受けるなんて、なんかとてもいい話ですね。
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とういわけでこの機会に是非モーリス・ルイスをいかがでしょうか。
どうぞよろしくお願いいたします。(写真、暗くてスミマセン)
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