こんにちは☆
朗読イベント〈カタリココ〉、昨日無事終了致しました!
ブックデザイナーの祖父江慎さんをゲストにお迎えし、とても楽しい一時を過ごすことができました。ありがとうございました。
今回祖父江さんに朗読して頂いた著作は、原作をもとに描かれたオリジナル絵本「ピノッキオ」。
雑誌「真夜中 No.15」に掲載されています。
「むかしむかしあるところに、普通の木の棒があったのだー!」からはじまり、なんと悪者に首吊りにされて死んでしまうという驚きのラスト。
ピノキオと言えばディズニーの道徳的イメージが強いですが、原作は典型的な童話のパターンをことごとく覆すストーリー展開で、ギャクで書いているようにしか思えない、と祖父江さん。
ラストの首吊りに事件にしても「操り人形が首を吊られて死んじゃうなんてギャク」とおっしゃっていて、言われてみれば、なんとふざけた終わり方!
これまでさまざまな「ピノキオ」が出版されてきましたが、原作のようなギャク要素が強い作品はなかなかないそうです。
自らの蔵書を沢山持ってきてくださり、それぞれの「ピノキオ」の特徴や時代の流れを、楽しく分かりやすくお話ししてくださいました♪
祖父江さん、大竹さん、楽しい時間をありがとうございました。
そして、雨の中ご来場頂いたみなさま、ほんとうにありがとうございました。
これからも夏目書房をよろしくお願いいたします♪