こんばんは!
今日は、愛知県にあるかわら美術館の開館記念特別展の図録「かわらの美」をご紹介します。
表紙絵は、安田靫彦の「飛鳥の春の額田王」。
額田王に目が奪われてしまい、一瞬何の図録か分からなくなってしまいますが
いろいろな角度から瓦の魅力を取り上げた魅力的な一冊です。
プロローグは世界の屋根。
最後の章ではなく、プロローグでいきなり瓦ではないものを取り上げるセンス、素敵です。
「瓦」という小さな枠から、文字通り一気に世界が広がります。
表紙をはじめ、瓦の描かれた風景も数多く掲載されています。
その中でいちばん好きなのは、東山魁夷の「年暮る」。
瓦屋根の魅力を最大限に引き出しているように感じます。
文様もさまざま。
下の瓦はかたちが歪で可愛らしいです**
鬼瓦もあります。
お寺に行くと、探してしまいますよね!
ご興味のある方は是非、ボヘミアンズ・ギルドの陶芸コーナーまでどうぞ!