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本日よりボヘミアンズ・ギャラリー「抽象/物質」展 後期が始まりました。

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後期 「1980以降」 2018/5/19~5/29

第二次世界大戦後に世界中に広まっていったアンフォルメル(未定形の芸術)。

ミシェル・タピエに日本のアンフォルメルとして具体(GUTAI)が紹介され、その他にも九州派、ハイレッドセンター、ネオダダ、ゼロ次元などの激しい抽象画やアクションなどのパフォーマンスが日本を埋め尽くしました。

そうしたアンフォルメルの流れを汲む運動から、1970年代に入ると物質やものに価値を見出すことを求めるようになり、”もの派”が生まれました。それまでの反芸術傾向に反発し、ものの還元から芸術の再創造を目指した”もの派”と似た美術運動アルテ・ポーヴェラやシュポール/シュルファス、アンチ・フォームなどが世界で同時多発的に生まれました。

近年、GUTAIと”もの派”が世界で再評価されたことにより、同時代を駆け抜けた日本の前衛芸術にも再評価の波が来ています。また、”もの派”以降の日本は新しい抽象芸術を様々な形で追求しています。

今回の展示では「1950-70」年代までの戦後前衛芸術と「1980」年以降の新しい抽象表現を前記と後期に分けて展示をします。是非、お越し下さい。

【前期】「1950-70」2018/5/1~5/15
出品予定作家:今井俊満、瀧口修造、堂本尚郎、土橋醇、坂倉新平、三上誠、水谷勇夫、杉全直、久野真、芥川紗織、伊原乙彰、勝呂忠 他


【後期】「1980以降」2018/5/19~5/29
出品予定作家:渋谷和良、赤塚祐二、中村一美、菅木志雄、野田裕示、加納光於、根岸芳郎、依田寿久、原大介、蓜島庸二 他


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