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2018.1.12 初春

こんにちは。

すずらん通り、今日もいい天気です。

最近から、赤オレンジ色の庇をたらして、赤みがかった入口の本屋です。

ボヘミアンズ・ギルドを今年もよろしくお願い致します。

-新入荷の本-

アンリ・カルティエ=ブレッソン写真集 Henri Cartier-Bresson: The Decisive Moment

アンリ・カルティエ=ブレッソン写真集 Henri Cartier-Bresson: The Decisive Moment/Henri Cartier-Bresson
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1952年に発行されたブレッソン「決定的瞬間」。
写真史で最も有名な写真集と言われながらも、長らく絶版だったのが、60年ぶりの2014年、Steidlから復刊。
マティスのコラージュの表紙も引き立つシンプルな佇まいが素敵な一冊です。 状態もとても良いので、お買い得かと思います。

ゴヤ ロス・カプリチョス 寓意に満ちた幻想版画の世界

ゴヤ ロス・カプリチョス 寓意に満ちた幻想版画の世界/雪山行二編

ゴヤの初めての版画集「ロス・カプリチョス(気まぐれ)」。

妖術や売春、堕落した教会、無能な貴族、教育や社会制度への風刺、特定の個人に対する批判など、

すぐにも異端審問にひっかかりそうな内容でした。ゴヤ、出したものの、2日で自主回収。

宣伝したのに2日間に27冊という微妙な数しか売れず。

しかし数年後、ゴヤは国王に銅板と版画集の売れ残りを献上して、息子の奨学金(という名目の大金)を出してもらったそうです。

国王のお墨付きを受けて異端審問所からの圧力もかわすという二重の作戦。

よくやりましたね。

この本はその版画集の版画80枚、一つ一つに、詳細な解説を添えた懇切丁寧な本。

Retro Fonts 1830-1990 世界のレトロフォント大事典

Retro Fonts 1830-1990 世界のレトロフォント大事典/グレゴール・シュタヴィンスキー
タイポグラフィやフォントに身近ではない者でも、開眼せずにはおれない。驚異の書!
時代に沿って書体が誕生していく流れが
具体的なビジュアルと美術・カルチャームーブメントなどの歴史的背景の解説によって見えてきます。
フリーフォント収録CD-ROM付き。
私が好きな字は…「ニュー・タイポグラフィと構成主義」期(1918-1933)にあたりました。
https://encrypted-tbn0.gstatic.com/images?q=tbn:ANd9GcTUEP5P5xfVIHxKl7oOdNdaypZ3PPUUvCBc5Q443F4-Hzz570CrSgとか。

文学・人文はクロソウスキードゥルーズなど地味に入荷しています。

買取も毎日受付けております。よろしくお願いいたします。

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