こんにちは。
11月19日、本日はこの本を紹介します。
増山たづ子さんは享年89歳。「カメラばあちゃん」の愛称でメディアにも度々登場し、皆から親しまれていたようです。
この写真集は、そんなたづ子さんが暮らしていた岐阜県は徳山村が、ある日突然ダム建設のために水の底に沈むことになり、1987年の廃村後まで一秒もその姿を逃すまいと村を撮り続けた記録集です。
当時大流行していたピッカリコニカを手に日々何を思い感じてシャッターを押していたのか、、、時に現像代だけで数十万もしたそうです。
亡くなったあと、残されたネガはおよそ10万、アルバムにすると600冊以上。圧倒されます。
個人的な感想として、昨今のいくらでも変換、代替、消費されていく時代に写真を撮って残していく意味は何なのだろう。と考えたくなりました。
詳しくこちらを見ていただければと思います。
夏目書房、ボヘミアンズ・ギルド、ボヘミアンズ・ギャラリーでは
随時買い取りを行なっております。
古書から美術品まで、多種多様なものを取り扱っております。
お気軽にご連絡くださいませ!