現在 8/ ART GALLERY/ Tomio Koyama Gallery で開催中の廣瀬智央展「森のコスモロジー」Satoshi Hirose “A Cosmology from Forest”を観に行ってきました。
廣田智央さんは1963年東京都生まれ。1989年多摩美術大学卒業され、イタリアやニューヨークでの研修員などを経て現在はミラノと東京を拠点に活動されています。
今回の「森のコスモロジー」は1992年から2017年に渡って制作された彫刻、ドローイング、写真などがひとつのインスタレーション作品として展示したものです。
「ブルー・ドローイング」 2013
分子や細胞、遺伝子を顕微鏡で覗いたような世界が描かれています。
「ビーンズ・コスモス シリーズ」 2016-17
「ブルー・ドローイング」の世界が立体的に出現しています。アクリル樹脂に豆類、植物、地図、金、プラスティックなどが封じ込められ一つの細胞のようです。本当に美しく、不思議です。床に置いてなかったら2時間くらいは余裕で眺めていられたと思います。ぼんやりしていると蹴りそうになるので気をつけてください。
他にも立体作品がいくつかありましたが、写真を撮っていません。是非、会場へ足を運んでください。
なお、おまけ情報としては今年7月に 創薬会社のペプチドリーム新社屋内にアートワークを制作されているそうです。企業なので気軽に見学できるかどうかわかりませんが、チャレンジしてみてください。
廣瀬智央 展「森のコスモロジー」
8/ ART GALLERY/ Tomio Koyama Gallery
渋谷ヒカリエ8階
2017年8月9日(水) – 9月4日(月)
OPEN:11:00~20:00
展覧会期中無休
入場無料
トークショー「ミクロコスモス」 8月31日(木)18:00-19:30 要予約・入場無料
廣瀬智央×住友文彦(アーツ前橋館長/東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科准教授)
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