お盆休みでにぎわう上野公園の西洋美術館のアルチンボルド展に行ってまいりました。
ジュゼッペ・アルチンボルドはイタリア出身の宮廷画家です。
彼の代表的な作品である「四季」の連作シリーズからは、
「春」、「夏」、「秋」が日本初出品とのこと。贅沢!
一つの部屋に「春」「夏」「秋」「冬」、それに対応する
四大元素「大気」「火」「大地」「水」がかけられた部屋は圧巻です。
向かい合うよう描かれたそれぞれが男女ペアとなるのです。
全部いい!
特に「水」が楽しい。
また、アルチンボルドが馬鹿にしていたという「法律家」「司書」の職業シリーズも笑えます。
本で構成される「司書」、バカ真面目な感じでしたね。
このフィギュアも購入できます。8000円弱だったかしら。
人物画以外にも素描画や同時代の作家の作品や工芸品なども展示されていますが
アルチンボルドの細部へのこだわりは異常です。ぜひ自分の眼でお確かめ下さい。
先に観覧に行った者からのアドバイスとしては、
必ずカメラを持って入って下さいと言いたいです。
何故かと申しますと、入場してすぐに『アルチンボルドメーカー』なる
最新のデジタル技術で自分の顔をアルチンボルド風肖像画に仕立ててくれ
さらに一緒に記念撮影までできるという、楽しすぎるコーナーがあるのです!
ちょっとした台の上にのって前を見るとズドドドドと野菜や果物が集まってきて人の顔になるのです。
私はチケット以外を全てロッカーに預ける派なので、
時すでに遅し、悲しすぎますがスルーしました。
(展覧会は撮影不可)
会場は混んではいましたが、狂った混み方ではありません。
会期もあと一か月くらいありますので是非友達やご家族と連れ立ってご観覧ください。
(写真を撮ってもらうために)
観覧料は一般1600円です。
アルチンボルド展
会場 上野 西洋美術館
開催中~ 2017年09月24日
入場料 一般 1600円、大学生1200円、高校生 800円
〒110-0007 東京都台東区上野公園7-7
電話: 03-3828-5131
JR上野駅公園口より徒歩4分
(w)
杉戸洋展はまた次回