もう、夏も終わり。夏休みも終わりですね。
たいして思い入れもないのですが、夏の終わりはなぜか物哀しい。お化けのテレビが減ったからでしょうか。不思議です。
さて本題ですが、
いつも終了ぎりぎりになってしまい申し訳ないのですが
-8/28(日)まで三軒茶屋キャロットタワー3Fにある「生活工房」で開催中の
「日本のポータブル・レコード・プレイヤー展」に行ってまいりました。
こちらは高円寺のレコード屋兼ライブハウス『円盤』の田口史人さんの著書、「日本のポータブル・レコード・プレイヤーCATALOG 奇想あるれる昭和の工業デザイン」に掲載されたものを一同に並べた展示です。
チラシは四種類あり、合体するとポスターになります。おしゃれ!
こじんまりした会場ですが、、、
レコード・プレイヤーが山のごとく、どっちゃり展示されています。木箱や枝などでナチュラルな雰囲気を醸し出しています。
貴重なものはガラスケースに。
昔のトースターのごとく、差し込み式のプレーヤー。「PASORECO」とはパーソナルのパソでしょうか。
わかりにくいですが右下のプレーヤーは、レコードを設置したその上に金属の丸い機械を置きます。レコードが終わるとそこからアームが出てきて、てんとう虫がついた針の先を押し戻すので、エンドレスでレコードを聴くことができます。シングルしか聞けないですが便利!
左の兎のデザインのプレイヤーは、針をうまく扱えない子供のためにおもちゃメーカーが作ったプレイヤー。ふたをしたら再生されるタイプ。黄色のはマイクとスピーカーつき!
写真が分かりにく過ぎますが、本を模したプレーヤーもありました。ちゃんと紙の函がついています!!
その名の通りレコードを挟み込んで再生する「サウンド・バーガー」という商品。レコードより小さい都会的なデザインのプレイヤーです。
本のタイトルにある「奇想あふれる昭和の工業デザイン」のとおり、一発芸のような面白い売りがある反面、重大な欠陥or不便さも兼ね備えた商品たち。なんとも憎めないではないですか。
合理主義が幅をきかせた平成の世に一石も二石も投じまくってくる品々。
もう時間がありません。是非駆けつけてください!