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第17回企画展「難波田龍起と難波田史男」開催中 神保町ファインアーツ

神保町ファインアーツ 第17回企画展、
「難波田龍起と難波田史男」のお知らせ。

難波田龍起と難波田史男展
神保町ファインアーツでは7月1日より、
画家・難波田龍起とその次男・難波田史男の企画展を開催しています。
難波田展示

難波田展示2

難波田展示3

難波田展示4

難波田展示5

難波田龍起は詩人・彫刻家の高村光太郎との出会いをきっかけに、彼の生き方や芸術観に非常に強い影響を受け、絵画の道を志すようになりました。
龍起の幾重にも重なる旋律のように微妙に変化する色調は、フーガやカノンといった音楽にたとえられることもあります。高村光太郎はそのような龍起の絵について「彼の色調には「触覚」が感じられる」と表現しています。
一方、若くして亡くなりましたが近年その唯一無二の自由な絵画に再評価が高まっている難波田龍起の次男、難波田史男。
わずか15年ほどの短い活動期間ながら、自己の内面を見つめ、また時代や社会の現実とも真摯に向き合うなかから生まれた作品は、繊細でありながら透徹した史男の感性を瑞々しく伝えています。
父・龍起の絵画が音楽にたとえられているように、史男もまた文学や音楽を糧としながら独自の表現を求め、彼の絵画の「自由」の源を感じさせます。

今回の展示では、親子であるふたりの絵画を展示し、比較ではなく共通や共鳴を感じていただけたらと思います。

『難波田龍起と難波田史男』
会期: 2016年7月1日(金)〜 2016年7月29日(金)
展示作家: 難波田龍起/難波田史男
時間:11:30-19:00 日祝のみ11:30-18:00
地図 ※靖国通り神保町駅A7出口徒歩1分 一誠堂書店の2件隣り、1Fが菅村書店の白い日本文芸社ビル2F
(近隣に「古瀬戸珈琲店」の入った同名のビルがありますが、違いますのでお気を付けください。)

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