こんにちは、
過ごしやすい秋も去りいよいよ冬がやって参ります。
神保町ファインアーツでは11/6より『日本の抽象芸術』の展示を開催しています。
抽象芸術ってどんなイメージをお持ちですか?
一般的には具体的なものなどを描き出したのではない芸術、でしょうか。
具象に相反するといわれる抽象ですが
その判断はおもに作品を制作した作家の意図に委ねられています。
どんな作品も、その一点において抽象主義作品となりえるのです。
今回ご紹介するのは
静謐な詩情を湛えた難波田龍起、
コラージュ、アッサンブラージュ、オブジェ、彫刻など枠にとらわれない制作をした菅創吉、
代表的な彫刻作品「うつろひ」シリーズで知られる宮脇愛子、
力強いタッチの構図と色彩が特徴の須田剋太、などの作家達です。
「日本の抽象芸術」として展示されるこれらの作品を、
頭で理解するのではなく感じる事をテーマに
曇りなき眼で体感していただければ幸いです。
今回の展示では、50-60年代に活動していた作家達の作品を一挙公開しています。
有名無名の作家を取り揃え、簡単なプロフィールもあわせて紹介させていただいていますのでじっくり御覧ください。
小さな立体作品やシートもございます。
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神保町も寒くなってきましたので、今回は暖色溢れる空間でお待ちしています。
お散歩がてら是非お立ち寄りください。
『日本の抽象芸術』
会期: 2015年11月6日(金)〜 2015年11月28日(土)
展示作家: 難波田龍起/富岡惣一郎/山本弘/生野敬明/菅創吉/出光孝子/水谷勇夫/山本正/宮脇愛子/須田剋太/赤穴宏(順不同)など
会場:神保町ファインアーツ
時間:11:30-19:00 日祝のみ11:30-18:00
地図 ※靖国通り神保町駅A7出口徒歩1分 一誠堂書店の2件隣り、1Fが菅村書店の白い日本文芸社ビル2F
(近隣に「古瀬戸珈琲店」の入った同名のビルがありますが、違いますのでお気を付けください。)