ヤン・チヒョルトの「書物と活字」が入荷しました♪
今、日本中、いや世界でも話題のエンブレム。
原案として急浮上したあの作品に酷似しているのが、
2013年にギンザ・グラフィック・ギャラリーで開催されたヤン・チヒョルト展のポスター。
こちらのポスターは白井敬尚のデザイン。
チヒョルトが制作した書体を元に作られたものです。
こちらがチヒョルトの書体。
コーヒー豆のようでかわいいです。
“あのデザイナーの原案”と比べてみると
配置や色使いが、デザインにおいていかに重要であるかを思い知らされます。
完璧主義者のチヒョルトは、手抜きのデザインに関して容赦しません。
彼が健在ならば、この問題を一体どんな風に論じるのでしょう。
根底に専門知識を持ち、微細にデザインを評価するチヒョルト。
彼は人の目など全くおかまいなく、自分の正しいと思ったことを押し通します。
そんなデザイナーが、現代にも居ればいいなあと思う今日この頃です。