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もの派より 菅木志雄

どうも。

本日はもの派の中心人物の1人、菅木志雄の作品が入荷しましたのでお知らせいたします。

菅木志雄とは?

【展覧会概要】
菅木志雄(1944-)は1960年代後半より木や石などを用い、自然物とそれを取り囲む空間を探求し続けている美術作家です。多摩美術大学に学び、在学中の1967年にシェル美術賞展で第一席に入選した菅は、自然物や建材を仮設的に配置する独自の制作手法によって、未加工の物質を作品として提示し当時「もの派」と呼ばれた作家の1人として注目を浴びました。1960年代後半は大学紛争など社会制度が大きく揺れ動き、美術においてはミニマル・アートやアース・ワークなど海外の動向を視野に入れつつ、「つくること/つくらないこと」という根源的な問題から作家と物質の関係が厳しく問い直された時代でした。
菅の作品の独自性はさまざまな素材が接し、つながれ、囲われることで物質が相互に依存し合う場を生み出す点にあります。作品は一時的な状態であり完結することがなく、時代や場所を変え再制作されるそのシステムに作品の可能性を見出すことができます。刻一刻と変化する私たちを取り巻く複雑な環境に向かい、普遍的な構造を抽出しようとする作家の鋭敏な感性が作品には反映されていることでしょう。
本展では「野展」と称して写真でのみ記録された野外作品が40年の歳月を経て制作され、70年代以降から新作まで時代ごとの代表的な作品が展示されます。また鑑賞者の前で数多く実践された「アクティヴェイション」(作家によるパフォーマンス)や、制作と並行して執筆されてきた批評など貴重な映像・図書資料を交え、国際的な評価とともに近年改めてその現代的な意義が問われる菅の「一過性の世界」の構造に向けられた思考をたどりま菅木志雄(1944-)は1960年代後半より木や石などを用い、自然物とそれを取り囲む空間を探求し続けている美術作家です。多摩美術大学に学び、在学中の1967年にシェル美術賞展で第一席に入選した菅は、自然物や建材を仮設的に配置する独自の制作手法によって、未加工の物質を作品として提示し当時「もの派」と呼ばれた作家の1人として注目を浴びました。1960年代後半は大学紛争など社会制度が大きく揺れ動き、美術においてはミニマル・アートやアース・ワークなど海外の動向を視野に入れつつ、「つくること/つくらないこと」という根源的な問題から作家と物質の関係が厳しく問い直された時代でした。

菅木志雄は静岡県伊東市在住の現代美術家。1960年代後半より木や石などを用い、自然物とそれを取り囲む空間を探求し続けています。自然物や建材を仮設的に配置する独自の制作手法によって、未加工の物質を作品として制作しています。
多摩美術大学に入学し、大学で教鞭をとっていた斎藤義重と高松次郎という2人の作家が菅に大きな影響を与えました。斎藤義重が教鞭を取る斎藤義重教室では、菅をはじめとする学生にモダニズムと欧米を中心とする芸術理論に対し脱構築的アプローチをとることを促しました。また、もうひとりの教師である高松次郎は、だまし絵のような絵と彫刻で当時の東京のアートシーンの中核をなしていました。その影響からか、菅の初期作品は高松のアプローチを反映しているといえます。
在学中の1967年にシェル美術賞展を第一席に入選するなど活躍し、当時「もの派」と呼ばれた作家の1人として注目を浴びました。
1968年の椿近代画廊での初個展での初個展以降、個展やグループ展などにに多数出展するなど活動し、2015年の現在では日本を代表する現代美術画廊である小山登美夫ギャラリーに所属しています。
また作品制作と並行して、多くのパフォーマンスやや執筆による批評行為などを行い、さらには小説の執筆(『渡海鳴鳥』、『樹下草怨』)、映画製作(『存在と殺人』)など活動は多岐にわたっています。
現在は「もの派」への関心が世界的に高まり、もの派の中心人物の1人としても菅木志雄の評価が高まっています。

当店にもそんな菅木志雄の作品や書籍がございますので数点紹介いたします。

菅木志雄画額「横切るもの-12」

1982年/ ペン/マジック 紙 裏面にサイン、タイトル、年紀 23×50 額28.5×56

菅木志雄立体作品「Work」

2010年/ セメント/木材 底面にサイン 5.5×5.5×H9

菅木志雄

1981年/ 東京画廊 英・仏語版小冊子付

菅木志雄 景の背立

1989年/ 鎌倉画廊 少傷み

菅木志雄の作品、資料、作品集など「もの派」や日本前衛美術に関するものは高価買取中です。
特に菅木志雄、李 禹煥、関根伸夫、小清水漸、吉田克朗、榎倉康二などの立体作品や岩彩、アクリル、ドローイングなどの自筆作品、版画などは買取強化しております。
お持ちのもので手放したいと悩んでいる方は是非1度ご相談ください。→

また、夏目書房、ボヘミアンズ・ギルド、神保町ファインアーツでは買取を随時行っております。
上記以外のものでも古書から美術品まで、多種多様に買取いたします。お気軽にご連絡ください。→

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