みなさま、今回はあの内藤礼についてご紹介します。
内藤礼(1961-)は武蔵野美術大学を卒業したのち、1995年に国立国際美術館で個展を開催、1997年のヴェネツィア・ビエンナーレに『地上にひとつの場所を』を出品します。さらに近年、ベネッセアートサイト直島のプロジェクトに参加するなどして注目を集めている彫刻家です。
ついこの間まで東京都庭園美術館で展示をしていましたが、内藤礼の作品に一貫して織り込まれているのは「地上に存在していることは、それ自体、祝福であるのか」ということ。豊島美術館での作品『母型』は子宮の内部を連想させ根源的なエネルギーで満ちているように感じると同時に、行き場のない不安や憂いが襲ってきます。陰と陽さまざまな感情が交錯しピンと張り詰めた空気の中で、自分自身の存在意義について考えるのです。
ちなみにいま内藤礼を題材とした映画が制作中で、クラウドファンディングが行われています。完成が待ち遠しいです。
さて、そんな内藤礼の作品、もちろんウチにもあります。
内藤礼画額 「Work」
Rei Naito
1989年/スケッチブック 色鉛筆 サイン 35.5×25 額40.5×29.5
「速さの下、光の根はたいら」 ドローイング展(サイギャラリー/1992)」出展作
内藤礼 たくさんのものが呼び出されている
1997年/Museum for Moderne Kunst 独・英語版
内藤礼 A Quality of Noticing Rei Naito
1997年/Oriel Mostyn 英語版 背・見返しにシール貼付
内藤礼 みごとに晴れて訪れるを待て 近作展18
内藤礼
1995年/国立国際美術館
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ますます目が離せない内藤礼の今後にどうぞご注目ください!
矢野
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