只今ボヘミアンズ・ギルドの2階には、ヘリット・リートフェルトの「Red and Blue Chair」がございます!
オランダの家具デザイナー・建築家であるリートフェルト。
椅子に座るときは、読書や勉強をする活動的な時間なのだから座り心地がよい必要はない、疲れたときはベッドに寝ればいい、というリートフェルトのユニークな考えが反映されている「Red and Blue Chair」。
この椅子の原型は、彼が28歳の時に制作されました(色の塗られていないもの)。
これに注目したのが、新造形運動「デ・ステイル」の芸術家たちでした。
そのときから「デ・ステイル」の芸術家たちとの交流がはじまり、リートフェルトはモンドリアンの作風に大きく影響を受けます。
そうして出来上がったのが「Red and Blue Chair」なのです。
角材は黒のライン、その小口には黄色。背の板は赤、座面は青。まさにモンドリアン・スタイルですね!
またリートフェルトは、いかに安く作れるかということを重視していたそうです。
安く手に入る材料で作っていたため、制作初期は作るたびにサイズが異なっていたそうです!
「Red and Blue Chair」の構造は、伝統的な折りたたみ式のベッド・チェアを参考にしています。
2階の左奥にございますので、少し見にくいかもしれませんが、是非ともご覧になってください♪
リートフェルトの関連書籍もございます。
夏目書房&ボヘミアンズ・ギルドでは、様々な書籍の買取をしております。
お売り頂けるものがございましたら、是非ご連絡ください♪