こんにちは。
昨日数年ぶりに
鼻血が出ました。
血ってこんなに赤いんですね
大西です。
今回は、ボヘミアンズ・ギルドに
ソル・ルウィット版画額が入荷したのでご紹介します。
ソル・ルウィット版画額「All Combination of Red」
Sol Lewitt
1991年/エッチング/アクアチント AP版限12 サイン 61×60.5
「Yellow&Blue with Scribbles」より
ソル・ルウィット版画額「A Pyramid」
Sol Lewitt
1986年/シルクスクリーン 限90 サイン 59.5×80 額78×99
ソル・ルウィット(Sol Lewitt 1928-2007)は、アメリカの美術家で
ミニマル・アートやコンセプチュアル・アートの先駆者として知られています。
調べていて知ったんですが、MoMAで働いていたんですね。
ミニマル・アートやコンセプチュアル・アートって
少しとっつきづらいというか
かなり難解なイメージではあると思うのですが、、。
途中で出てくるダリ髭で気が散りますが、制作風景です。
ソル・ルウィットの作品はまず「概念」があって
(「概念」というか「コンセプト」の方がわかり易いかもしれませんが)
例えば「黒い壁に、鉛筆の線は限界の密度まで描かれる」
といった「コンセプト」があり、それを実際に描く人は誰でもよいのです。
以前も紹介した映画「ハーブ&ドロシー」の中で夫妻が
ソル・ルウィットの「白い壁に、赤と青の線で限界の密度まで描かれる」(うる覚え)
という指示のもと、2人で線を描いているシーンがあるのですが、
線を引いたのは夫妻ですが、
その作品はソル・ルウィットの作品なのです。
要はその「コンセプト」自体が彼の「美」であり「作品」なのです。
と、僕が紹介しても?ですが、、。
美術と哲学は切っても切れない関係なので
その作品の裏にある思想を知るのは
やはりおもしろいです。
(だから、ボヘミアンには哲学の棚があるのです。)
秋晴れですね。
お待ちしております。
ヤフーオークションにて、版画や浮世絵などの美術品から初版本や署名本や限定本まで、多数出品しております。→こちらからご覧下さい。
毎週新しい商品が出品されますので、どうぞお見逃しのないようお願いします。
夏目書房では写真集は勿論、様々なジャンルの本を買取しています。
お売りいただける本などございましたら、是非ご連絡下さい。