こんばんは。
最近、舌が肥えてきたみたいです。
でもなんでもおいしいです。
大西です。
今回は、ボヘミアンズ・ギルドにアルベルト・ジャコメッティの版画額が入荷したので、ご紹介します。
ジャコメッティ(1901-1966)は、スイスの彫刻家(絵を描いたり、版画を作ったりもしてますが)で、元々はシュルレアリスムの作家です。
ジャコッメッリじゃない方です。
アルベルト・ジャコメッティ版画額「Man Standing(Homme Debout)」
Alberto Giacometti
1957年/リトグラフ 限100 サイン 41×28 額67×50.5
「L’Atelier D’Alberto Giacometti」より
アルベルト・ジャコメッティ版画額「Studio with Annette(Diptych)」
Alberto Giacometti
1956年/エッチング 限111 裏面にサイン 各25×19 額50.5×67
「La Double vue(Robert Lebel)」より
スイスのお札にもなってます。
縦向きのデザインは、ジャコメッティに合わせてなんでしょうか。
絶対違いますね、、。
腕時計とハイジとジャコメッティが、スイスです。
「細長くなければ現実に似ないのだった。」
という非常に印象的な言葉を残していますが、やはりジャコメッティといえば極端に細長くした人物像です。
ジャコメッティとの親交が深く、度々モデルを務めた哲学者の矢内原伊作も、、。
(右は篠田桃紅です。)
↓
細長いです。
元々面長なのを忘れるくらいです。
でも、
「細長くなければ現実に似ないのだった。」
なんです。
おもしろいです。
なんでなんでしょう。
彼らが書いた本を読めば分かるのでしょうか。
歩きながら考える/話しながら考える/たちどまって考える 3冊組
矢内原伊作
1984年/みすず書房 カバー 3冊組
ものすごくいいタイトルです。(が、すいません。売れてしまいました。)
今あるのはこちらです。
たちどまって考える
矢内原伊作
1987年/みすず書房 カバー 天少汚れ
たちどまって考える。
今、日本に必要な1冊ですよね。
帰省の際によく行く美術館にジャコメッティの彫刻があるので、
この夏は僕も色々考えたり考えなかったりしようと思います。
ジャコメッティ エクリ
Alberto Giacometti 矢内原伊作/吉田加南子/宇佐見英治訳
2006年/みすず書房 カバー
いい面構えです。
ジャコメッティに関する本は、こちらからご覧ください。
矢内原伊作の著作は、こちらからご覧ください。
もう少しで梅雨入りですが、雨の日はポイント5倍となっております。
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