日本で最初に商業美術という分野を切り拓き、近代グラフィックデザインの父と言われる杉浦非水。
「三越の非水か、非水の三越か」と言われるほど、非水のデザインは三越のイメージを作りあげました。
彼はミュシャのポスターをモチーフにすることで、和の要素に西洋のモダンさを取り入れました。
非水の名を世に知らしめたのがこちらの『三越呉服店 春の新柄陳列会』というポスターです。
アール・ヌーヴォー調の調度品、そこに施された花々のモチーフは美しいですね☆
着物の女性と壁に掛けられた絵の女性との対比が、また面白いです。
雰囲気変わりましたが、こちらも非水のデザインです。
ボヘミアンズ・ギルドにある図録の表紙。
1937年の煙草のパッケージデザインです。
煙草のデザインは、この他にも数点手掛けています。
こんなかっこいい煙草だったらばんばん吸っちゃいますね!
名前が漢字いうのも惹かれちゃいます。
今はみんな横文字ですものね。日本語の名前のってあるのでしょうか。
非水の関連書籍、ボヘミアンズ・ギルドにいくつかございます。
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