前回の松本かつぢに続き、今回は夢二美術館で展覧会をしている小林かいちのご紹介を✧
大正後期~昭和初期にかけて、京都で絵葉書や封筒のデザインを手掛けた小林かいち。
抒情的な女性、薔薇やトランプといった乙女の永遠のモチーフ、そしてアール・デコ調のデザイン・・・
派手な色使いにも関わらず、品があるかいちの図柄。
思わず見入ってしまいます✧
彼の作品もまた、男女問わず人気があるのではないでしょうか。
(松本かつぢ展との共通点ですね!)
版元となった京都のさくら井屋は、なんと2011年まで営業していたということ!
手刷り木版職人が少なくなり、商品を造ることが難しくなったというのが閉店の理由だそうです。
そういうお店が無くなってしまうのは、寂しいものですね。
先月、当店にもかいちの木版封筒7枚組「一週間」が入ってきました。しかし、3日で売れてしまったので、残念ながら見ることができませんでした。
水曜日の図柄などはよく目にしますが、この封筒は見たことがない気がします。
英語だけじゃなく日本語でも曜日を入れているところ、スキです!
また入荷することもあると思いますので、お好きな方はボヘミアンズ・ギルドの2階を チェックしてみて下さい♪
関連書籍もございます♪