こんばんは♪
先日、有楽町の無印良品に立ち寄った際、他の店舗よりずいぶん広いんだなーと感じながら、ここで田中一光の展覧会をやっていたことを思い出しました。
1980年、消費社会へのアンチテーゼとして誕生した無印良品。
そんな無印良品の誕生から、アートディレクターを務めていたのがグラフィックデザイナーの田中一光です。
田中一光は、日本の琳派に影響を受けています。
その理由のひとつとして、琳派の作品は機能をもったもので、なおかつそこに美しさが加わっているということを挙げています。
それはまさに、シンプルな美しさを追求し機能性をも重視した「無印良品」のコンセプトと同じように思えます。
それゆえ、彼のデザインが「無印良品」というものを見事に表現したのではないでしょうか。
また無印良品有楽町店のとなりにあるロフトのロゴも、田中一光のデザイン。
誰もが知っている西友や、今はなき石丸電気のロゴマークも彼のデザインです。
シンプルでありながらも印象的なマークは、時が経っても古くささを感じさせません。
以前ご紹介したヤン・チヒョルト展(26日まで)の会場ギンザ・グラフィック・ギャラリーのロゴマークも。
ボヘミアンズ・ギルドには、田中一光の版画額もございます♪
こちらは西武の包装紙に似ていますね!
もちろんこちらも田中一光デザインです。
関連書籍も多数ございますので、ご興味のある方はこちらへー♪
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