今回はフロイト関係の本をご紹介します。
ジークムント・フロイト(1856-1939)はオーストリアの精神分析学者です。
以前このブログでもご紹介したシャルコーのもとで催眠療法を学び、
人類史上初めて「無意識」を学問(科学)として扱った人物で、
「自由連想法」や「エディプスコンプレックス」などを提唱し
現代の心理学、精神分析学の基礎を築きました。
ボードレールとフロイトレオ・ベルサーニ 山県直子訳 1984年/法政大学出版局 |
フロイトと人間の魂ブルーノ・ベテルハイム著 藤瀬恭子訳 1989年/法政大学出版局 |
「ねずみ男」精神分析の記録S.フロイト 北山修/高橋義人訳 2006年/人文書院 |
フロイトのイタリア岡田温司 2009年/平凡社 |
失語論 批判的研究S.フロイト著 金関猛訳 1995年/平凡社 |
収集家としてのフロイト
1996年/古美術商三日月 |
フロイトは心理学の世界は勿論、哲学や現代思想の世界にも
様々な影響を残しました。
先日お知らせしたドゥルーズとガタリも、フロイトの
「エディプスコンプレックス」という考え方がなければ
「アンチオイディプス」 にはたどり着かなかったでしょう。
現代思想の世界はいつでも先人の考えへの更新や批判の嵐の中にあります。
宗教や科学、そして現代思想が「真理」を発見する日は果たしてやってくるのでしょうか・・・。
今回ご紹介したフロイト関係の本は勿論、
夏目書房では哲学や現代思想の本を高価買取中です。
買い取りをご希望の方はコチラからどうぞ。