今回はカント関係の本をご紹介します。
イマヌエル・カント(1724-1804)はドイツの哲学者です。
主な著作に
「純粋理性批判」「実践理性批判」「判断力批判」
があり、これらは三批判書と呼ばれています。
カント Kant and the SciencesEric Watkins編 2001年/Oxford University Press |
カント全集 全14巻揃Immanuel Kant 1977年/Suhrkamp Verla |
純粋理性批判 上中下揃イマヌエル・カント 原佑訳 2005年/平凡社 |
カント「判断力批判」と現代佐藤康邦 2005年/岩波書店 |
カントの人間学ミシェル・フーコー 王寺賢太訳 2010年/新潮社 |
霊界と哲学の対話カント/スヴェーデンボリ他 金森誠也編訳 1998年/論創社 |
カントはそれまで人間の内面には向いていなかった哲学という学問を
人間自身の探求のために再定義し、
「理性の限界」→「感性(直感)の重要性」を唱えます。
それは、過去の様々な天才哲学者たちのやり方を、
何でも分析していけば説明ができるという迷信に囚われていた彼らは、
理性には何が出来るか何が出来ないかをよく確認もせずに、理性を使って闇雲にこうした問題を解こうとした。
だから独りよがりの独断論ばかりにになってしまったのだと強烈に批判することとなります。
カントは理性にも知性にもそんなことをする能力はないと結論づけたのでした。
今回ご紹介したカントは勿論、
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